日本人が長年飲み続けてきた「お茶」だけに、まさか不純物の挿入や“インチキ品”はないと思っていました。
健康のために毎日ペットボトルのお茶を飲んでいるあなたはとても危険です。
何故なら、ペットボトル茶はお茶ではないからです。茶葉ならまだマシで、重大なカラクリは、ペットボトル茶の主成分は茶葉を摘み取った後、捨てるしかない 茎を使っているからです。
ゴミになった茎をタダ同然で買い取り、大量の泥・ゴミや針金などの混入物を日本で取り除くのです。しかし除去には限界があり、 ペットボトル茶に溶け出した成分が懸念されます。
こんな茎に栄養もなく、茶本来の効用は1つもあり ません。ペットボトル茶でも、原料の緑茶は中国産です。中国農家の個々から茶葉を集めて来る以上、農薬の 把握やコントロールは不可です。
国内にあるメーカーは、プール並のスペースにお湯を入れ大量の茎を煮立てます。そこに国産茶葉使用の表示をしたいがためだけに、ほんの少量の 国産茶葉を混ぜます。
味や香りがある訳もなく、中国産の茶葉から取った「緑茶抽出物(エキス)」を入れます。
成分が正体不明であり、何が混ぜられているか 分からない怖さを感じます。本来、お茶は粉の沈殿物にカテキンが多く含まれ、いっしょに飲むことによって栄養になるのです。
しかしペットボトル茶では“異物混入”と錯覚されることから、取り除かれてしまいます。
その代わりに、香料と着色料、甘さを出す“味の素”~グルタミン酸ナトリウム、さらにはビタミン Cの食品添加物の出番です。
ビタミンCといっても天然由来ではなく、石油を原料とした化学物質です。VCと記載される場合もあり、多くの食品や飲料に使用 されています。
簡単に言うと全く栄養のない酸化防止です。
緑茶が、酸化して褐色にならないために入れます。中には500mlボトルで 100mlも注入され,大げさかもしれませんがビタミンCの過剰摂取からガンや尿路結石になる恐れがあります。
これでも国産茶葉100%の表示ができ、健康的なお茶だと消費者は勘違いしてしまいます。
「玉露入り」のお茶は、玉露のクズの粉状になったものをホンの少々使っているに過ぎません。
味の素~グルタミン酸ナトリウムを大量に入れることによって、 玉露のような?甘みを出しているだけです。
そもそも高級茶の玉露が、100円玉で飲める訳がない!のです。京都・宇治や各地の茶所のイメージで宣伝しても、所詮、ペットボトル茶の成分は“茎茶”に過ぎません。
一般的なペットボトル茶が毒々しいほどに不自然な緑色を保ち続けているのは、着色 料を加えた上に酸化防止用に化学物質のビタミンCが添加されているためです。
炭酸飲料でもないのに蓋を開けるとプシュと音が出るのは、さらに窒素を充填し て酸化を防いでいるのです。
ペットボトル茶が、いつまでも色が変らないことに怪しいと認識すべきです。国産茶葉使用の表示だからといって、安心してはいけません。主成分は、何と全て中国の茶葉を摘み取った後の茎の部分です。国産茶葉が少量でも入っているので、「国産茶葉100%」の表示は間違いありません。
狙いは、国産茶葉使用を見せ掛けるためだけに、お体裁に入れているだけです。ペットボトル茶はお茶ではなく、着色料や香料を加えた単なる“色付き 液”なのです。こんな液体を飲むと、却って咽が渇いたり胸焼けを起こします。
極めて不健全なので、普通のお茶を飲みましょう。
(注)烏龍茶・麦茶なども、ペットボトル入り・缶入りは同様です。